建物には、どんな豪華な内装をするより、どんな最新の設備を整えることより、優先して考えなければいけないことがあります。それは立地条件とそこの気候条件に合った基本躯体をつくるということ。
那須地域は関東平野の草原地帯から那須連山の裾野に広がる広大な高原地帯です。緩やかに上昇曲線を持った標高差のおかげで、四季の移ろいも麓から高原まで一度に体感でき、魔法のようなその風景を愛する人々で年々定住者も増えています。
しかし、標高600〜800m付近の高原では冬の積雪や凍結対策、風雪の厳しさ、霧や山間部特有の湿気対策、名物とも言われる那須連山からの強烈な吹き降ろし風「那須下ろし」対策、落葉対策など…。建物と住む人にとって過酷な条件が存在するのも事実。土地を購入するのは得てして季節のいい時が多いはず。建物の計画は建物と人にとって一番過酷となる条件を元にするのがベストであることは言うまでもありません。後でそんな特別な対策が必要なのか…と気づいても遅いのです。
那須ログハウス.netは、那須事情に精通する企業の集団として、最初からこれらの対策を盛り込んだログハウスを提供しています。100%無垢材で造られるログハウスは木の持つ調湿効果が一番生きる構造で、露出された無垢材から十分に放出されるフィットンチッドは人を安息させる効果もあると言われています。そんな高い基本性能を持つログハウスだからこそ、我々が那須での最適建物と選んだのです。そして更に今回はそれにプラスした数々の那須仕様。以下でその一部を公開いたしますので是非ご参考にしてください。